ジャイロキネシスの応用 <手足の集中ヒーリング - 機能回復と活性化- >

手足の機能回復と活性化に特化したジャイロキネシスの応用コースを受講しました。イースターホリデーの最中にもかかわらず11名のグループで家族連れの方々も何人かいて、とても賑やかでアットホームな雰囲気のコースでした。開催場所はカリフォルニア州のサクラメントから車で90分ほどの人里離れたところにあるオールズグッドファームというのどかな農場。帰りの飛行機が早朝フライトだったため空港から農場までの交通手段はレンタカーしか選択肢がなくて無事たどり着けるか若干ドキドキでしたが、ナビのおかげで全く迷子にならずに済みました。宿泊施設は一番近くて車で20分離れたところまでいかないとなかったので私は農場の中にあるトレイラー(キャンピングカー)に泊まったのですがトイレやシャワーも屋外で久々のキャンプ体験でした。何とここで開催されたコースに海外から参加したのは私が初めてということで、温かく迎えてくださってホッとしました。まあじっさいは遠路遥々極東の僻地から訪問者がやってきた〜!!みたいな感じだったのではないかと想いますが。。。笑!参加者は地元に住んでて車で毎日通って来る人が半分くらいで残りは敷地内に泊まっていたので合宿のようなノリが懐かしく新鮮でもありました。
コースではジャイロキネシスの基本フォーマットをベースに、それ以外のレベル2やロータスブロッサムやハッピームーブス、ブリージング等々の動きから発展させたシークエンスがたくさんあったので、とても覚えやすく分かりやすかったです。そして60分や90分フォーマットのように全部を通さなければならないわけではなく、一つ一つのエッセンスを部分的に普段のフォーマットに取り入れて何通りものパターンをデザインできるのでレパートリーも増やせて大変有意義でした。 
コースを受けて改めて思ったのは、身体の色んな不調、バランスの崩れ、故障、痛みは思いの外手足の末端の問題から発生しているものが多いということです。腱鞘炎、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、外反母趾、モートン病、アキレス腱炎、へん平足、足底筋膜炎といった悩みは身近でたくさんあります。日常生活において誰でも手足を使わないことはないにもかかわらず、酷使するばかりで痛みや違和感を感じない限り何もしないままだったりします。特に足に関してはヒールや革靴の狭い空間に押し込めて長時間いることもざらにありますよね。手足を使った分1日の終わりにじっくり休めたり、じっくりほぐして、本来持っている可動域をフルに動かせるようにトレーニングしていくと運動能力が向上するだけでなく、疲れずに楽に動けることが自分の身体で試してみてよく分かりました。普段から手足のケアを少しでも心がければ楽に動ける身体を長く維持につながっていきますね。 
正解は一つではなく、どの角度からスポットライトを当てるかによって色んな活用法があり、マスタートレーナー同士の間でも、創始者のジュリウ・ホーヴァスさんのこの動きは自分はこう解釈してたけど、そのアプローチでやってみるとここがもっと意識できていいわね!!という具合にフレキシブルに色んなアイディアをシェアしてくれてとても参考になりました。身体の条件がそれぞれに異なる相手にどうしたらもっと分かりやすく確実に伝えられるかということを常に創意工夫して柔軟でクリエイティブな発想ができることがトレーナーとしてやはりすごく必要だと想いました。 
今回の開催地の周りに商業施設が全くなくお昼も夜も食事を一緒にする機会も多かったため、3日間という短い期間でしたが幸いなことに参加者の皆様とコース以外のお話をする時間がたくさんありました。農場のオーナーさんはジュリウさんと共にずっとジャイロトニックの初期の頃から携わっているノーラ・ヘイバーさんというベテランのマスタートレーナーで、ものすごくおおらかでピリ辛なお笑いセンスもあって周りの皆様からとても慕われてる気さくな方でした。そして講師は元気一杯の明るいマスタートレーナーのエマ・キングストンさんで、たくさんの情報をテンポ良くまとめながら進んでいったのであっという間の内容の濃い3日間でした。生まれた時に足の指がぎゅっと丸まって脚もO脚で脊柱側彎症も患っていたそうですが、自らの努力によって見事にそれをすっかり克服してその過程で学んだ情報を5年ほどかかってジャイロトニックとジャイロキネシスのコースに作り上げたそうです。1日目の夕食はエマさんのご主人のヴィンスさんが腕を振るってワイルドなバーベキューをご馳走してくれながら学生時代に友達が日本で英会話講師をしてたのでその友達を訪ねて日本に遊びに来たことがあると話してくれました。その時に初めて食べたしゃぶしゃぶが素晴らしく美味しくて感動したから絶対にアメリカでも流行ると思ってたのに、しゃぶしゃぶのお店が少ないのは何故だと思う?と、とても残念がっていました。きっと分厚いステーキを食べ慣れていると薄いお肉をお湯に通す食べ方はたくさん量を食べないと満腹感が得られなくてそれがまどろっこしく感じられるのかもしれませんね、、、
また参加者の中にはマスタートレーナーの方々も数名いらっしゃったので、ジュリウさんとの面白エピソードやジャイロトニックエクスパンションシステムが作られていった過程を直に経験して来られた歴史と苦労話やマスタートレーナー界での話題になってること等々についていろいろ聞けて実に興味深かったです。 
そして、皆様とても親日的で日本に対する良いイメージを持っててくださってすごく嬉しかったです。香川県の中学校で英語を教えてたことがある方や、今度6月にファイナルサーティフィケーションを行うために訪日するマスタートレーナーの方やプロダンサーだった時に日本公演で来たことがあるマスタートレーナーの方など、とても良い思い出があると話してくれました。特に、日本や台湾や韓国のコース受講者はとてもやる気があって敬意をすごく示してくれるのでマスタートレーナーは皆アジアに教えに行きたがってるんだそうです!日本では受けられないコースもたくさんあるので、ぜひぜひこれからももっと色んなマスタートレーナーの方が日本でコースを開催してくださるといいですね!!それぞれのマスタートレーナーやその時一緒になるトレーナーのカラーによって毎回全然違う新しい考え方や刺激に出逢えるので次回のアップデートはどこでどんな方々とどんなことをしているのか楽しみです。

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