ナロウイングのコンセプトについて

ジャイロキネシスやジャイロトニックの全ての動きの基本にあるナロウイングとは、おへそから4-5センチくらい下のところ(シードセンターと呼んでいます)を骨盤の中心に向かって意識的に細く集めてさらに胸の方に向かって上に引き上げると同時に下にも引っ張りながら足でしっかり床を押して、呼吸と合わせて身体の奥の筋肉を上下縦方向に細く長く引き離していくことを言います。

 

例えば自分のシードセンターに種を植えたとします。その芽から葉っぱや枝が空に向かってぐんぐん伸びていき、根っこは土の中の奥深くに長くルーツを下ろしていくのを想像してみて下さい。そして根っこから地下水と土の栄養分を吸い上げて幹を通って空高く伸びている枝葉の先っぽの隅々まで行き渡らせていくのを頭に浮かべながら身体を長く大きく伸ばします。種から芽と根っこが広がっていくようなイメージで、どの動きでも身体の中心を始点としてそこからあらゆる方向に動いていくのでシード(種)センター(中心)と呼ばれています。

 

ではなぜナロウイングをするのでしょうか。ナロウイングができるようになると次のようなメリットがあります。

 

1) 無駄に疲れず効率的にパフォーマンスを向上

身体の中から引っ張り合って身体を支える体幹の筋肉が使えるようになるので、骨盤や背骨や肩甲骨が安定し強い軸ができて、余計な力を使わずに効率良く動けるようになります。そして重心移動が楽にうまくできるようになって無駄に疲れなくなりるので運動効率やパフォーマンスの向上につながります。

 

2) 怪我の防止

自分で上体を引き上げられるようになるので股関節、膝、足首等の下半身の関節にかかる力や負担を軽減することができ、関節が動かしやすくなります。すると脚が楽に上がりやすくなって転びにくくなったり、怪我をしにくくなります。

 

3) お腹周りがすっきり お腹を引っ込められるようになり、お腹周りがすっきりして下っ腹のぽっこりも解消されます。

 

4) エネルギー消費量の増加 呼吸をしながらインナーマッスルを使えるようになるので基礎代謝が上がります。そして呼吸をしながら動くと肺活量も増え、全身に酸素が行き渡りやすくなり、臓器の機能や血液の循環が良くなって身体が温まり、エネルギー消費量が増えて肥満改善や細胞の新陳代謝の促進につながります。

 

5) 姿勢改善

シードセンターから引き上がって背筋が伸びて姿勢が良くなります。また、長時間同じ姿勢のままだったり、力んで余計な力が入ってたりしていると血の巡りが悪くなって腰痛を引き起こしたり肩が凝ったりしますが、姿勢が良くなると血流もよくなるので身体も凝りにくくなります。

 

ナロウイングは自分で動きながら感覚を使って探っていくことによって少しずつできるようになっていくので最初はなかなかわかりにくいかもしれません。 特に何でも検索すれば膨大な情報が溢れ出てくる中で日々過ごしていると頭で分析したり考えたりする機会が多くて五感をフルに使って感じるということをあまりしなくなっていたりします。そのためわかるまで時間がかかる場合もあるのではっきりこれだ!という感覚がないままするのは不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、最初は誰でもそうなのでなんとなくこうかなあ、ああかなあと自分のペースで身体の感じをあれこれ試しながら引っ張り合うイメージを思い浮かべて続けてみましょう!

What's New